草間彌生は病気の統合失調症を克服し文化勲章!水玉やかぼちゃの作品が素晴らしい
2017/01/13
文化勲章が送られることが決定した草間彌生さんは小さい頃に統合失調症の病気と闘い、苦難を乗り越えての今回の受賞は今まで努力し積み重ねてきた作品の数々が物語っています。
代表的なかぼちゃのオブジェや水玉模様などが取り上げられますが、1993年にはヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加、
2012年にはルイ・ビトンと共同コレクションを発表するなど、才能を開花されています。
今日は
・草間彌生さんの患った統合失調症を克服
・水玉模様の意味
・水玉やかぼちゃの作品が素晴らしい
について調べていきますのでよろしければ読んでいってください。
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草間彌生は病気の統合失調症を克服し文化勲章!かぼちゃの作品が素晴らしい
プロフィール
年齢:87歳
生年月日:1929年3月22日
出身地:長野県松本市
草間彌生さんの患った統合失調症を克服
小さい頃、種苗問屋を営んでいた格式高い旧家の末娘として生まれた草間彌生さんは10歳の頃に統合失調症を患っています。
音や気配に敏感になり、誰かに見られている…という幻覚や
誰も何も言ってない中、誰かに悪口を言われている…
声を発していなくても、聞こえてくる幻聴などがあり、その苦しさを紛らわすため小さい頃からスケッチの大好きだった草間彌生さんは幻覚や幻聴から逃れるため水彩、油彩、パステル等を使って10歳から絵画を書き始めています。
水玉模様の作品が印象的な草間彌生さんですが、この水玉模様にはとても意味があるとされています。
水玉模様の意味
怪談話でも取り上げられている「耳なし芳一」全身に経で埋め尽くし、幽霊から身を守ったとされるように、草間彌生さんも恐怖する幻覚や幻聴から身を守るために作品を水玉で埋め尽くすと言われています。
タレントであり芸人でもあるジミー大西さんやたいぞうさんも画家として活躍されていますが、自分にしか描けないイメージがわいてくるのも芸術家としての天性のものなのでしょうね。
水玉やかぼちゃの作品が素晴らしい
草間彌生さんは28歳頃にアメリカに渡り絵画から立体型の作品なども手掛けており、水玉模様の立体的な作品は今までにない独特の感性がこの作品に表れています。
2006年に世界文化賞(絵画部門)受賞。
2009年に文化功労者。
2014年(平成26年)安吾賞を受賞。
などの実績を残されています。
最後のコメント
統合失調症という病と闘う中で自分の才能を開花させた草間彌生さんはとても個性的ですが、その個性が活きる場所も必ずありますよね。
個性的ってあまり日本で受け入れ難い風潮があるような気がしますが、独特の世界観は自分の感性で磨かれていきますし、感性をもっと大事にしていくべきだなと感じます。
87歳にして、今もなお活躍を続ける草間彌生さん。
今後の作品にも注目していきたいですね。