中村獅童 肺腺癌の病気とは!症状やステージ、5年生存率は?
歌舞伎俳優の中村獅童(なかむらしどう)さんが、初期の肺腺がんであることを公表し、
手術を受けるために出演する予定だった博多座(福岡)の「六月博多座大歌舞伎」と歌舞伎座(東京)の「七月大歌舞伎」を休演することを明かしました。
中村獅童さんが患った肺腺がんとは、どのような病気なのか。
症状や5年生存率について調べていきたいと思います。
中村獅童 プロフィール
出典:eiga.com
中村獅童(なかむらしどう)
本名:小川幹弘
生年月日:1972年9月14日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:177cm
体重:63kg
学歴:日本大学藝術学部演劇学科中退
所属:中村獅童事務所
歌舞伎役者、俳優・声優
2013年4月より京都文教大学客員教授
中村獅童さんは、歌舞伎の名門・小川家(旧播磨屋、現・萬屋)に生まれました。
父親は元歌舞伎役者の初代中村獅童(本名・小川三喜雄)で母親は陽子さん。
歌舞伎役者だけでなく、俳優や声優としてもマルチな活躍を見せており、ファンも多くいます。
私生活では2005年6月、オフィシャルサイトで『いま、会いにゆきます』で共演した女優の竹内結子さんと結婚。
同年11月に第1子(長男)が誕生しますが、2008年3月に離婚され、長男の親権は竹内結子さんに渡っています。
2015年1月31日、一般女性の沙織さん再婚。
出典:http://www.oricon.co.jp
中村獅童は肺腺癌を公表!ステージ1の初期で手術も!
自筆のコメントで肺腺がんであると公表した中村獅童さん。
毎年、定期的に受けている人間ドックの中で初期の肺腺癌であることが分かりました。
今見つかったのが奇跡的と言われる程の早期発見で、この状況ですぐに手術をすれば完治するとの担当医師からのお言葉でした。
と明かし、手術の為に出演する予定だった博多座(福岡)の「六月博多座大歌舞伎」と歌舞伎座(東京)の「七月大歌舞伎」を休演することを明かしました。
中村獅童さんが患った肺腺癌は肺にできるがんで、肺がんの中でも「非小細胞肺がん」の一種です。
肺の末梢(気管支の細い部分)に発症する場合が多く、末梢型肺がん又は肺野型肺がんとなることがほとんどで、通常のX線検査で発見しやすい傾向にあるそうです。
また、喫煙、非喫煙関係なく発症するのが肺腺がんの特徴とされています。
肺腺がんの症状や5年生存率は?!
肺腺がんの初期症状は自覚症状がなく、今回の中村獅童さんのように人間ドッグで初めて発見される場合も多いそうです。
しかし、初期では自覚症状がなくても進行してくると、下記のような症状が現れます。
長期間の空咳、痰(血痰)、喘鳴、胸の痛み、胸膜に影響し胸水が溜まる。
また、リンパ節への転移や遠隔転移が起きやすいため、身体全体に倦怠感や激痛を感じるという症状も出てくるそうです。
神経が侵されると、腕や胸に、肩などに痛みやしびれを感じたり、顔面や上肢に浮腫が起こることもあります。
肺腺がんの5年生存率は、
ステージ1…約80%~88%
ステージ2…約44%~49%
ステージ3…約21%~34%
ステージ4…約5%~6%
と言われており、肺腺がんの初期でステージ1の中村獅童さんの5年生存率は約80%~88%と高い水準なのに対し、他の臓器に転移している状態であるステージ4の末期がんの5年生存率は約5%~6%と厳しい数字となっています。
中村獅童について 最後に
2015年に11歳年下の沙織さんと再婚され、まだ新婚の中村獅童さん。
今回の肺腺がんの発覚は非常にショックだったと思われますが、まだ初期の段階で手術で完治が可能と医師に診断され、心配はあまりいらないようです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。