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松来未祐 死因のEBウイルス(caebv)とは?結婚をファンから後押しされるも…

5月9日に放送される世界仰天ニュースでは、アニメファンに衝撃を与えた声優の松来未祐(まつきみゆ)さんの死去の死因であるEBウイルス(caebv)について取り上げられるようです。

日本人の成人の9割以上が感染しているという「EBウイルス」とは一体どのような病気なのでしょうか?

また、38歳と言う若い年齢で亡くなった松来未祐さんが結婚してた?という噂についても注目したいと思います。

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松来未祐 プロフィール

松来未祐(まつきみゆ)

松来未祐

出典:pinky-media.jp 

本名・旧芸名:松木美愛子
生年月日:1977年9月14日
出身地:広島県呉市
死没:2015年10月27日
身長:151cm
学歴:広島女学院中学校・高等学校、慶應義塾大学環境情報学部
所属:81プロデュース

女性声優、歌手、ラジオパーソナリティー。

 

松来未祐さんは広島県呉市に生まれ育ちましたが、声優の勉強をするために上京することを両親から猛反対されていました。
高校卒業後に慶應義塾大学環境情報学部への進学が決まり上京を承諾されると、大学に通いながら日本ナレーション演技研究所やアクセント付属養成所シャインに通い、演技の勉強を本格的に始めています。

本名である松木美愛子名義で1998年にPlayStation用ゲーム『御神楽少女探偵団』の檜垣千鶴役で声優デビューすると、テレビアニメやゲーム、ラジオやテレビなど活躍の幅を広げてゆき人気声優となります。

後に本名だと芸能人としては画数が良くないとの理由で「松来未祐」へ改名されています。

 

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松来未祐 死因と前兆!成人の9割以上が感染している?

声優として知名度も人気も上がり順風満帆だった松来未祐さんですが2015年7月14日に、
「今年に入って熱が下がらず、病院で検査を繰り返していたのですが、急性の肺炎で検査を重ねたところで、少しでも早く治療に取り組まないといけない病気であることが分かりました」
と病気を患っていることを明かし、治療のために活動を休止することを発表しますが、本格的な療養生活に入るも3カ月後の2015年10月27日午後10時18分に入院先の東京都内の病院で38歳と言う若さで亡くなられています。
活動休止発表からわずか2カ月後の訃報に、ファンのみならず世間にも大きな衝撃を与えた松来未祐さん。

遺族の意向により家族と親族のみで松来未祐さんの通夜、葬儀、告別式は執り行われ、四十九日が経過した同年12月15日に遺族により、死因が難病に近い非常に希少な病気である慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)に感染していたことが明らかにされました。

松来未祐さんの体調不良の症状が出始めた時期は休業発表よりもさらに2年前にさかのぼります。
2013年頃より夜中に3度の高熱を出すなどし両親に体調不良を訴え始め、2015年に広島呉市の実家に帰省した際には首のリンパ節が腫れ、疲労も訴えたそうです。
その後も深刻な体調不良が続き、複数の大きな病院で何度も検査を受け、ガン検診も複数回受けたが異常は見当たらず原因不明のままでした。

松来未祐さんがEBウイルス感染症の疑いが浮上したのは2015年6月に入ってからで体調不良を訴えてから実に2年以上経過していました。
松来未祐さんが死亡された大きな原因として、発見が遅れたことであると言われています。

2015年12月15日に遺族によって更新された松来未祐さんのブログ記事には、
「同じ病気の一人でも多くの人が、早期発見により助かって欲しい」
という遺族の意向で、「慢性活動性EBウイルス感染症」(CAEBV)という病名であったことを明かしました。

 

松来未祐 死因のEBウイルス(caebv)とは

EBウイルスは発症が非常に希な病気で、専門の医師でも見分けが非常に難しい病気であり、年間におよそ100人が発症すると言われています。

EBウイルス(caebv)は一般的にあまり知られてはいませんが、ヘルペスウイルスの一種で、日本では5歳までに半数の人が、成人では9割以上が感染しています。このEBウイルスが白血球一種であるBリンパ球に感染すると、まれに「伝染性単核症」という病気を起こすことがあります。

※白血球のリンパ球は、Bリンパ球、Tリンパ球、NK細胞、があります

「伝染性単核症」の症状として、頭痛・熱っぽさ・寒気・倦怠感といった症状が数日続き、38度を超える高熱が1~2週間にわたって続き白血球(特にBリンパ球)が増殖する特徴がありますが、安静にして対症療法を行なうことで1~3ヶ月で治ります。

しかし、松来未祐さんはEBウイルスがTリンパ球やNK細胞に感染したことが原因で「慢性活動性EBウイルス感染症」(CAEBV)になったものと思われます。

EBウイルスに感染したTリンパ球やNK細胞は増殖し、さまざまな臓器に少しずつ広がっていきます。

発熱、、倦怠感、リンパ節の腫れ、肝脾腫(肝臓や秘蔵が大きくなる)、発疹、口腔内アフタ、貧血(血小板の減少)、下痢、下血、ぶどう膜炎(目の中に起こる炎症)、冠動脈瘤(血液を直接心臓に送り込む動脈にこぶができる)…などのような症状が現れます。

さらに、「慢性活動性EBウイルス感染症」(CAEBV)と診断された患者のうちの3割が蚊刺過敏症(蚊アレルギー)を併発するのも特徴で、蚊に刺された箇所に水疱ができたり、壊死・潰瘍を引き起こしたり、蚊に刺された後に発熱・リンパ節絵の腫れといった症状がみられるなどの症状が現れます。

この症状が進行すると、心不全や腎不全などの多臓器不全や、悪性リンパ腫や白血病に発症します。

松来未祐さんも、「慢性活動性EBウイルス感染症」(CAEBV)から蚊刺過敏症を併発し悪性リンパ腫を発症され、直接の死因は悪性リンパ腫と公表されています。

 

結婚をファンから後押しされるも…

松来未祐さんは結婚してたという噂がありますがこれはネタだったようで、

『アニメ好きに聞く、この人は早く結婚した方がいい!と思う女性声優1位は?』で、松来未祐さんが見事(?)1位に選ばれたそうです。

最近では女性声優は人気の職業でアイドル的存在となっていますが、そんな人気のある女性声優が結婚すると、ファンの男性はとてもショックを受けそうなものですが…
しかし、中には「もう早く結婚して幸せになってほしい」とファンに結婚を進められている人気声優さんもおられ、見事1位に輝いたのが松来未祐さんなんだそうです。

松来未祐さんは童顔で身長も小さめで可愛らしい容姿、料理上手で高学歴という、本来ならモテモテになる要素を兼ね備えているスペックの持ち主なのですが、理想の相手として「ときめきトゥナイトの真壁君みたいな人か小池徹平がいい」と、理想像がとても高かったようです。

2014年は女性声優の結婚ラッシュとなった年でしたので、『次は松来未祐だ!』と結婚を期待するファンも多く、松来未祐さんは病気が治ったら本気で婚活を考えているとブログで語っています。

 

松来未祐について 最後に

売れっ子の人気声優であった松来未祐さんに死因となった「慢性活動性EBウイルス感染症」(CAEBV)は日本人なら誰しも発症しうる恐ろしい病気であることがわかりました。

・原因不明の37.5度以上の発熱が3カ月以上続いたり繰り返す。
・首のリンパ節が腫れる。
・蚊や虫に刺された箇所に水膨れが出来、全身の37.5度以上の発熱が出る。
・顔や手足の日光が当たる部位に、水膨れ繰り返しできる。

上記の症状がある場合は、「慢性活動性EBウイルス感染症」(CAEBV)の疑いを視野に入れ、誰にでも起こりうる病気であることを松来未祐さんを通じて感じさせられます。

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